<医院人事労務>歯科衛生士を採用するための取り組みとは?

【院長先生からのご質問】

歯科医師です。
半年ほど前から歯科衛生士を募集しているのですが、全く応募がありません。
上手く歯科衛生士を採用できている歯科医院はどのような取り組みをされているのでしょうか?

【回答】

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このメルマガでもかなりの回数に渡ってこの手のお話を発信してきましたが、歯科医院の院長先生とお会いすると、毎月必ずと言ってよいほど歯科衛生士の採用について相談がありますので、取り上げさせていただきます。
しつこいかも知れませんが・・・・
実行しやすい順に説明しますと、

①とにかくあらゆる知り合いに「歯科衛生士を紹介してくれ」と頼みまくる

②歯科衛生士学校に、夕方の1~2時間のみの後片づけのアルバイトを募集する
※医院の戦力にはなりません。あくまでも青田買いです。
衛生士学校を卒業するまでの間にコツコツと「ウチで働かない?(またはウチで働きそうな友達はいない?)」とバイト生を口説いていきます。

③歯科衛生士の実習先になり、実習生に「ウチで働かない?(またはウチで働きそうな友達はいない?)」と口説いていきます。

④歯科衛生士学校の非常勤講師になって最も優秀な学生を院長自らスカウトします。

上記④については衛生士学校での講義中は病院を閉めなければならず、かなりハードルが高いのですが、学校で最も優秀な衛生士をスカウトできると考えれば、その成果は大きいですね。
実践されているドクターが本当におられるんですよ。びっくりですね!

ただ、まずは今日から誰にでもできることは、既存のスタッフに働きやすい環境を作ってあげることのように思います。
仮にアルバイトや実習生が来たとしても院内の雰囲気が悪いと、「あそこには就職しない方がいいよ」と真逆の宣伝効果が出てしまいますからね。

ドクターからいただいたご相談の内容について、紹介をさせていただきました。
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