<医院財務会計>医院経営ですが、減価償却費が減ってきて心配です・・・

【院長先生からのご質問】

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開業して9年目です。
昨年までは年間100万円くらいあった減価償却費が、今年以降は20万円程度に減ってしまう見込みです。

減価償却費はお金を払っていないのに経費になるので大変お得なもの(=その分利益が減り、その結果税金が安くなる)だと認識しております。
減価償却費の減少に備えて、なにか打つ手はないのでしょうか?

【回答】

減価償却費とは何か?が分からない方は↓を参照してください。
http://www.columbus-egg.co.jp/knowhow/open03_05.php

さて、話を戻しましょう。
一般的に医療機器の耐用年数は8年程度であり、開業して9年目以降は医療機器の減価償却費が極端に減っていきます。
そのため、同じことをやっているにもかかわらず9年目以降は税負担がすごいスピードで上昇します。

そのための対策は・・・
専門的な話になって恐縮ですが、税負担が増えてしまい絶えれないほどの資金不足に見舞われた場合は取引銀行に相談して、借入金の返済期間を延ばし月々の返済額を減らすしか方法は無いように思います。
残念ながらそれしか特効薬はありません。

もし貴方が開業したばかりでしたら、なるべく早い段階で医院経営を軌道に乗せ、減価償却費が減る前に借入金の繰り上げ返済をすることをお薦めします。

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